基本情報技術者のおすすめテキスト|分かれ目は科目B、だから1冊足すか決めればいい

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「基本情報技術者 参考書」で検索すると、10冊以上が並びます。イラスト重視、過去問重視、科目Aだけ、科目Bだけ、通信講座への入り口になっている記事も少なくありません。

比較サイトを読んでも、結局「わかりやすさ」で選ぶよう勧められます。ですが、わかりやすさは人によって感じ方が違います。買う前に確かめようがありません。

この記事でお渡しするのは、「わかりやすさ」ではなく、試験の構造そのものから決まる選び方です。

基準は、記事345の結論から決まる

基本情報技術者試験の難易度で明らかになった結論は、これでした。

分かれ目は業界ではなく、科目B。

科目Aは60問の四肢択一で、知識を広く問う試験です。対して科目Bは20問中16問が「アルゴリズムと擬似言語」で、コードを1行ずつ頭の中で追う処理能力が問われます。この構造の違いが、テキスト選びの基準にそのまま使えます。

つまり本を選ぶときに確認すべきなのは、次の2点だけです。

  • 科目A・科目Bの両方に対応しているか
  • 科目Bのアルゴリズムに、苦手意識がある人向けの補強策があるか
基本の2冊。科目Bでつまずいたら、3冊目を足す
基本の2冊。科目Bでつまずいたら、3冊目を足す

基本の2冊は、科目A・Bを両方カバーする本と、過去問集

まず揃えるのは2冊です。知識をインプットする本と、問題に慣れるための過去問集。この組み合わせに、特別な工夫はいりません。

科目A・Bを1冊で固める本

『いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集』(800ページ)は、科目A・B両方に対応した教科書と問題集が一体になっている本です。

この本を確認していて分かったのは、令和4年度版から令和8年度版まで、5年連続で年度版が出ていることです。試験のシラバスは制度変更のたびに更新されるため、版が止まっている本を選ぶと、変更後の範囲が抜け落ちます。年度ごとに出し続けているという事実は、内容が古びていないことの裏づけになります。


【令和8年度】 いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集

過去問に慣れる本

『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』(432ページ・令和08年【特別版】)は、過去の試験問題を4セット収録した問題集です。

この本はさらに更新頻度が高く、半年に一度のペースで改訂されています(令和03年度版は上半期・下半期でそれぞれ発行)。基本情報は年に複数回実施されるCBT方式の試験なので、出題の作られ方も半年単位で動きます。半年ごとに出し続けているという事実は、直近の出題傾向を反映し続けている証拠です。科目Bのアルゴリズム問題の特典データも付いています。


【特別版】令和08年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集(特典:「科目B アルゴリズム問題 はじめの一歩」データ配信)

科目Bが苦手なら、3冊目を足す

ここまでの2冊で、科目A・Bとも一通り対策できます。ですが、記事345で見たとおり科目Bの20問中16問はアルゴリズムと擬似言語です。ここでつまずく人にとっては、2冊では演習量が足りません。

『基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック』(304ページ・改訂新版)は、科目Bだけに絞った演習書です。出題20問のうち16問を占めるアルゴリズム分野に、1冊まるごと使っているのが、この本を選ぶ理由です。


[改訂新版]基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック

科目Aの知識問題でつまずいたことがない、あるいはプログラミングの実務経験がある人には、この3冊目は不要です。逆に、擬似言語の問題を見て「何をしているのか読み取れない」と感じたなら、ここに時間を使う価値があります。

まず2冊、科目Bでつまずいたら3冊目

3冊まとめて買う必要はありません。最初に揃えるのは、科目A・Bを1冊でカバーする教科書と、過去問題集の2冊です。

過去問を解き進めて、科目Bのアルゴリズム問題で手が止まるようなら、そこで3冊目を足してください。つまずいた場所が分かってから買うほうが、最初から3冊そろえるより無駄がありません。

版は年度ごと、あるいは半年ごとに更新されています。買うタイミングでは、最新の年度版であることだけ確認してください。


あわせて読むと、試験の全体像がつかめる記事:

出典

  • 各書籍のページ数・発売日はAmazon.co.jpの商品情報ページで確認(2026年8月時点)

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